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造形物として好き

好みの顔って、あると思う。
好きなタイプの顔、というやつだ。

私は昔、「人は中身だ!性格だ。顔で判断しちゃだめだ」と思っていた。
けれど、近年、それはやはりきれいごとではないかと思うようになった。

だって、好みの顔って、やっぱりあるもの。
それは「好み」なのだから、仕方ないのでは?と思うようになった。人それぞれに、
このくらいの大きさで、こんな色合いと質感がいいなぁ・・という
プリミティブな好みが存在する。つまりそれは

  「造形物として好ましい」、ということではないだろうか。

小さいころに接したものなど、何が影響したのかはわからないが、きっと
人それぞれに、自分が惹かれる造形、安心できる造形があるんだと思う。

もちろん、人は物じゃないから、
顔かたちだけで人を判断したり態度を変えるのはもってのほかだし、
他人に自分の好みを主張するときは気をつかったほうがいいけれど、
第一印象で「好みの顔」があることは、いかんともしがたいと思うのであった。

ちなみに、私の「造形物としての好み」はというと、
無駄がなくシンプルなもの。左右対称のデザインも好き。
ほどよい素材感があって、手触りのよいもの。
色は、白やベージュ、グレーが好き。

つまり、「無印良品」のような男性、どこかにいないか。
by aco_325 | 2004-09-13 21:49 | 私の趣味・嗜好