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凍頂烏龍茶に3つの約束

凍頂烏龍茶に3つの約束_b0005687_2142835.jpg台湾旅行のときに買ってきた「凍頂烏龍茶」を飲んでいる。
茶葉は、小さく丸まっており、(写真の皿、左側)、
熱湯を注ぐと、茶葉が広がる(写真の皿、右側)。
お茶は美味しいし、茶の色や茶葉を見ても楽しい。

本場の作法や茶器は追求するとキリがないので、
自分が楽で楽しければいいやと、ゆるく考えている。
たとえば茶器は専用のものがよいだろうけど、
そこまで凝らず、日本茶用の急須で済ませている。


ただし、この3つの約束事は、守るようにしている。

1つめは、熱湯を使うこと。
日本の緑茶などは沸騰した後、ある程度冷ました湯を使うが
中国茶葉には熱湯を使わないと茶葉が開かず味が損なわれるそうだ。
湯を沸かすくらい、わけないことなので、せっせと沸かしている。

2つめは、茶葉を惜しみなく急須に入れること。
台湾の人に聞いたのだが、茶葉の量が足りないと味が薄く美味しくないらしい。
現に、台湾の茶藝館(お茶のみ処)で、少し茶葉をケチったら、
色が薄く美味しさが半減していた。
やはり、惜しみなくどんどこ入れるべきであるようだ。

3つめは、最初に注いだ熱湯は、飲まずに捨てること。
最初に注いだ段階では茶葉が完全に開ききっていないので美味しくなく、
また茶葉のゴミが取れた湯なので、捨ててしまうのがよいそうな。
初めて聞いたときは、丁寧に湯を注ぎ入れた末に捨ててまうんかい!と
ツッコミたくなったが、理由を聞いて納得。いまはちゃんと捨てている。


さて。いま、鍋で湯を沸騰させているところ。
ぐらぐらと湯が煮えくりかえっている様子を横目に、ほくそ笑む。
これから急須にして数杯目の烏龍茶をいただくつもり。
夜中にこんなに飲んで、眠れるかどうかは、気にもせず。
by aco_325 | 2004-09-06 02:02 | 日々の暮らし